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物販ビジネスでの外注報酬は「成果報酬」「固定報酬」どっちが良いか?

物販ビジネスでの外注報酬は「成果報酬」「固定報酬」どっちが良いか?

 

こんにちは、貿易コンサルタント&EC戦略アドバイザーの岡田です。

 

今日は物販ビジネスを拡大するために、必要不可欠な外注さんへの報酬体系の考え方についてお伝えしていきたいと思います。

 

数年前からクラウドソーシングという言葉が流行り始め、

PC一台で案件を日本全国に外注さんに簡単に作業してもらうことができるようになりました。

 

クラウドソーシングとは

不特定多数の人の寄与を募り、必要とするサービス、アイデア、またはコンテンツを取得するプロセスである。

 

海外サイトを見ながら商品登録やリサーチをしてもらいたいのであれば、「外国語ができる人材」を探せば良いですし、

イタリアでの買い付けをお願いしたければ「イタリアに住む日本人(またはイタリア人)」に案件をお願いすることができる時代です。

 

 

代表的なクラウドソーシングサイトと言えば、国内では@SOHOクラウドワークスSOHOビレッジ、海外ではUpwork(旧Odesk)(旧姓:Odesk)なんかが有名ですね。

 

中小企業には良い人材が集まりにくいと言われていますが、最近では高いスキルを持った人材が、

自由気ままにサイト内で仕事を請け負っていることがあるので、ここから正社員に昇給した方も多くいます。

 

では、こういった便利なサイトから外注さんへどのように報酬を支払っていけば良いのか?

また、物販ビジネスで外注報酬を設定する時のポイントはなにか?を今日はお伝えしていきます。

 

 

4つの外注報酬パターン

 

外注さんへの報酬体系には、主に以下の4つのパターンがあります。

 

1.件数単価報酬制

「1件◯円」など作業1件あたりの報酬額を決めて、月単位の報酬を翌月に支払う方法です。

(例:「商品登録1件50円」「商品リサーチ1件100円」など)

 

 

2.固定報酬制

固定報酬制は、「月給報酬」と同じだと思って下さい。

取引先とのやり取りや在庫管理など、「作業1件あたり」で報酬を出しにくい仕事を委託する場合に固定報酬制を採用します。

 

(例:月単位で「ショップ顧客からの問い合わせを、メール&電話ですべて対応してもらう」など)

 

 

3.成果報酬制

成果報酬とは、例えばショップ運営をすべて外注さんに任せた際に、出た利益の(例えば)50%を成果報酬として支払うやり方です。

(パーセントは、30%でも70%でもいいです。作業負担によって報酬額は変わります。)

 

最近私が聞いた例で言うと、「月間売上100万円、利益40万円出ているショップの運営をすべて任せます!」という案件がありました。

 

その内外注さんに支払う報酬は「全体利益の50%」で、ショップ運営を少しでも携わったことがある方であれば、

月間20万円くらいは報酬としてもらうことができる可能性がありますね。

 

 

4.件数単価報酬 + 成果報酬

 

そして、物販ビジネスで特に効果の高い外注さんへの報酬体系として、

「件数単価報酬 + 成果報酬」という考え方があります。

 

これは、「単純作業(基本)」に「 流動的な結果」がついてくる作業を外注したい場合に使います。

 

具体的に言うと、

 

・交渉メール1件あたり200円を基本作業として、交渉が上手くいったら「+500円の追加報酬」を支払う

・ある条件を元に「商品リサーチ1件50円」で作業をしてもらい、見つけた商品の中で交渉できそうな仕入先があれば交渉してもらい成立したら「+500円の追加報酬」してもらう

 

といった感じです。

 

 

「1.件数単価報酬制」「4.件数単価報酬 + 成果報酬」がオススメ

 

さて、4つの外注方法をお伝えしていきましたが、

なるべく小さなコストで高収益なビジネスにしたいのであれば、最初に採用した外注さんへの支払い方法は、

 

1.件数単価報酬制

4.件数単価報酬制 + 成果報酬

 

がオススメです。

 

当然4.は外注さんのスキルに左右される部分も大きいので、より難易度は高いです。

 

 

そのため最初は「1.件数単価報酬制」のみで作業を委託し、

その後突出してスキルが高い人材には、「4.件数単価報酬制 + 成果報酬」というカタチで作業を委託するとスムーズに事が進みます。

 

欲張って最初から「4.件数単価報酬制 + 成果報酬」の条件で作業をお願いしても、

その分覚えることが多くなったり、人によって得意不得意があるので、まずは誰でも作業結果に差が生まれにくい

件数単価報酬制による簡単な作業(例:「(ある条件を元に)商品リサーチ」「商品登録」)を依頼すると良いでしょう。

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物販ビジネスの外注依頼のプロセス

 

「今後物販ビジネスで外注さんを雇っていきたい」ということであれば、

 

採用したい人材や報酬の支払い方法などは間違えはなりません。

 

今から外注さんを雇うのと、すでに外注さんが数人いてさらに外注さんを増やすのとでは、

採用する人材も報酬の支払い方法も異なるからです。

 

 

外注化ステップ1「誰でもできる作業を任せる」

 

今後初めて外注さんを雇用する場合は、まずは「1.件数単価報酬制」で、

ルールさえ決めておけばスキルの高い低いに関係なく、ほとんど同じ成果物ができる「商品登録」「商品リサーチ」をの頼みましょう。

 

最初から人によって上手くできる人とできない人が生まれる、

「在庫調整」「価格変更」「仕入れ判断」などを任せてもうまく行かないでしょう。

 

 

まずは誰でもできる作業を任せてできるようになってもらうということが重要です。

 

 

誰でもできる作業とは

・商品リサーチ ※最終の仕入れ判断とは別スキル

・商品登録

・発注書作成

・梱包作業

・発送作業

など

 

報酬体系

↑これら作業の報酬体系は、すべて「件数単価報酬制(1件◯円など)」で依頼してOKです。

仕事が速い、遅いに関わらず、事業者にとっては余分な金銭的コストがかからないからです。

 

 

外注化ステップ2「少し専門的な知識がいる作業を任せる」

 

「誰でもできる作業」を任せて自分が「商品リサーチ」や「商品登録」に時間をかける必要がなくなったら、

次は「少しだけ専門的な知識がいる作業を任せる」ことにしましょう。

 

「少しだけ専門的な知識がいる作業」とは、

具体的に言うと「カスタマーサポート」「仕入先へのメールでの交渉など」です。

 

 

自身がどのサイトでどのような商品を扱っているのか把握してもらった外注さんの中で、

とりわけスキルが高い人に1ステップ上の作業を任せてみましょう。

 

すでに、「商品登録」「商品リサーチ」などの最重要項目はクリアしている方であれば、

かなりスムーズに「外注化ステップ2」に必要な作業を任せられるでしょう。

 

ポストが空いた「外注化ステップ1」の作業は、新たにクラウドソーシングサイトで募集をかけましょう。

「誰でもできる作業」の外注さんを募集するわけなので、それほど人材を見つけるのは難しくないでしょう。

 

 

このステップを踏めば、万が一「少し専門的な知識が必要な作業」についている外注さんが辞めてしまった時に、

すでにある程度仕事を覚えてもらっていた「誰でもできる作業」を任せていた外注さんの中から、すぐに引き抜くことができます。

 

ここまではスキルが高い低いに関わらず、それほど結果は変わらないかと思います。

 

 

少しだけ専門的な知識がいる作業とは

・カスタマーサポート(返品&交換対応などを含めて)

・仕入先への交渉(メールは難易度低め、電話は少し高い)

・FBA納品手続き

・在庫補充作業

 

 

外注化ステップ3「高度なスキルが必要になる作業を任せる」

 

そして、ここから外注化が少しずつ難しくなってきます。

「誰でもできる作業」ではなくなってくるからです。

 

厳密に言うと、「誰でもできる作業」ではあるのですが、スキルが高い低いで、

仕事のスピードや成果物にかなり差が出てきてしまいます。

 

この作業をステップ2をクリアした外注さんに任せてみて、なかなか思うようにビジネスが進まなければ、

その外注さんはステップ2までの仕事のみを任せるしかなくなります。

 

外注さんに任せる作業の中では、1つの区切り線として考えていただければOKだと思います。

 

 

では、具体的に「高度なスキルが必要になる作業」とはなんなのでしょうか?

それは、例えば「仕入れ判断」「価格変更」「売上管理」などです。

 

 

例えば、「月間10個以上売れていて、利益が500円儲かる商品」という条件で外注さんに商品を見つけてきてもらっても、

その商品を実際に仕入れるか仕入れないかは、競合数や最近の値動きなどを見ながら判断したりする必要があります。

 

儲かるからといってすべての商品を仕入れるわけではありません。

 

 

そこで重要なスキルになってくるのが、「商品仕入れ判断」のスキルです。

 

「これくらいの競合数で価格競争も起きていないから、この商品は仕入れよう」

「これは最近競合が多くなってきていて、価格競争が激化しているから仕入れるのをやめておこう」

「この商品は高額商品で確実に支払日までに確実に売り切りたいから、在庫は少なめの◯個持っておこう」

「この商品は10個仕入れると20%仕入れ値が下がるから、2ヶ月間で売り切ろう」

 

など、ここまで考えられるようにならなければなりません。

 

また実際に考えられても、それが実際の売れ行きと近い感覚で仕入れ判断ができていなければ、

過剰在庫になったり、逆に在庫が少なすぎて販売チャンスを逃す原因になってしまいます。

 

 

いわば知識・ノウハウの上に、「経験値」という確固たる感覚がなければ成り立たない作業なのです。

ここで初めて「作業」から「仕事」になるのです。

 

高度なスキルが必要になる作業

・仕入れ判断

・価格変更

・売上管理

 

↑この仕事を任せられる人には、是非「件数単価報酬 + 成果報酬」「(作業の一部部分的に)固定報酬」をしても良いかと思います。

完全に月単位で固定報酬を支払うと、毎月のランニングコストとして調整が利かなくなってきてしまうので注意が必要です。

 

 

外注化ステップ4「ショップ運営をすべて全面的に任せる」

 

前述の外注化ステップ1~3をクリアできた人には、最終的にはショップ運営をすべて任せて、

そのスキルの高い外注さんには、他の外注さんをマネジメントしてもらうようにしましょう。

 

経営者が「時間」を得るためには、ショップ運営の「金銭的な業務以外の仕事」を誰かに委託する必要があります。

ただし、そのほとんどの作業をこなせるだけの人材を見つけ、教育し業務をできるようになってもらうためには時間も労力もかかります。

 

 

中小企業では、しばしば「なかなか良い人材が集まらない!」と言われていますが、

これはしょうがないとして、今すぐに外注さんを増やす必要がなくても、長期的にサイトで募集はかけていくと良いです。

 

良い人材が募集サイトで仕事を探すタイミングは、こちらからは決して分からないからです。

いざこちらが人材が必要になった時に、たまたま良い人材が仕事を探している可能性は非常に確率としては低いんですね。

 

 

ポイントとしては、ショップ運営はすべて任せるにしても、入金などは自分でやるようにするようにしましょう。

 

どんなに信頼している人間であっても、いきなりお金を持って連絡がとれなくなったという人は結構たくさんいます。

 

 

入金確認もシステムで管理するようにして、銀行口座情報などは決して教えないようにしましょう。

 

ぜひ参考にしてください。

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