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「楽天ペイ」導入で決済まわり簡素化&キャッシュフロー改善

「楽天ペイ」導入で決済まわり簡素化&キャッシュフロー改善

こんにちは、貿易コンサルタント&EC戦略アドバイザーの岡田です。

先日当社も出店している楽天市場から決済サービスが改善されるとのことでお知らせがありました。

楽天市場 お知らせページ:[重要] 「楽天ペイ(楽天市場店舗向けペイメントサービス)」導入のご案内 

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ちなみに導入の背景は以下の通り。

日頃より、楽天市場をご利用いただくユーザや店舗様から、商品購入時の決済手段の種類を拡充してほしいというご要望を多くいただいてまいりました。

店舗様からはそれに加えて、店舗様の決済関連業務の負荷軽減や不正注文への対策、チャージバック発生時の補償、店舗様への入金サイクル、決済手段毎に異なる料金設定等についてもご意見・ご要望をいただいております。そこで、このたび、これらのご要望をふまえて、本サービスを導入することといたしました。

 

  • 「要望多すぎ!逆に今までどれだけ出品者の声を放置してきたんだよ。。。」
  • 「いきなり変更しすぎ!1つ1つやっていけばいいのに。。。」
  • 「とにかくなんでもかんでも「楽天〇〇」にするのがいや。ややこしくて覚えられない。重要サービスの名前が覚えられない。」
  • 「かっこ(楽天市場店舗向けペイメントサービス)ってなに。「楽天ペイ」でええやん。分かるよ、それだけで。」

といろいろ不満はありますが、今回の変更は楽天出店者にはトータルプラスなので文句は言えません。

 

楽天ペイの5つの特徴

今回導入される「楽天ペイ」という決済サービスは、主に以下の5つが大きく変更されるようです。

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  1. 決済手段の統一化&拡充
  2. 入金サイクル統一化&短縮化
  3. 不正注文検知機能の強化
  4. チャージバック補償の強化
  5. 決済関連業務の代行(簡素化)
  6. 楽天出店者ごとに入金額&請求額を相殺してくれる機能追加

 

簡単に言うと、今まで面倒でややこしかった楽天の決済面が簡素化されて、手間が省けるようになります。

以下、大きな変更のみ重点的に解説。

 

1.決済サービスの統一化&拡張

楽天で利用できる決済サービスを統一し、また従来導入できなかった新たな決済サービスが使えるようになります。

2016-11-10_010725楽天が決済サービスを統一するにあたり、決済関連業務代行(←楽天はいつもワードが分かりにくい)を行ってくれます。

つまり、推測するに今まで決済サービスごとに「オーソリNG」やら「カード対象外」やら出品者側を煩わせていた楽天の決済を「楽天側がすべてシステム化して決済代行するので、出品者さんは販売に集中してくださいねー!」ということかと。(むしろ、ここまでやってくれないと楽天ペイ意味ない。ありえない。終わってる)

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↑返金まで楽天が代行してやってくれるようなので便利になりましたね。(むしろ決済関連を全部囲っていたはずの楽天がこれに対応していなかったのはなぜ)

 

「入金額・請求額相殺機能」というのも取引数が少なくなるので、会計上は楽になりますよね。

要はAmazonで言う月額出店費用みたいなものを「売上代金から差し引きますよー」ということかと。

 

まあ要するに、業界で超遅れていたシステムを改善して、昨今使われている決済システムにします!ということです。

(楽天は嫌いだったが、これで少し好きになれそうな予感。あとはUIをもっと使いやすく、おしゃれなUIにしてほしい。IT企業なんだから)

 

2.入金サイクルの短縮化(従来比10日前倒し)

楽天市場からの今回の発表で大きく影響があるのが「入金サイクルの短縮化」です。

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画面左側が従来のもの、右側のものが2017年4月より変更になるものです。

簡単に言うと、今まで決済手段ごとに入金サイクルが異なっていた(←使いづらすぎ)ものを統一しましょう、という流れなようです。

 

中には入金サイクルが長期化したものがありますが、経験上でもそうですが楽天市場では決済の80%がクレジットカード決済なので、総合的にはプラスと言えるでしょう。

でも、やっぱりそれでも遅いですね。今月10日に売り上げた金額は翌月15日の振り込みで最長1カ月くらいあります。

 

楽天は月間数億円規模のショップがたくさん存在しますし、財務表が大きく動く可能性もあり株主の目も気になるので初期段階での変更はこの程度でしょうが、今後さらに楽天出店者が販売しやすい環境が整っていくとよいですね。

(おそらく決済関連のスタートアップが恐ろしい勢いで拡大しているので、楽天もこの潮流に乗らざるを得ないはずです。)

 

ちなみに、他プラットホームの入金サイクルは以下の通りです。Amazon強し、Yahoo!ショッピング融通が利くなーという感じです。

自社ショップはPayPalとかStripeが今は使いやすいですかね。(当社はStripe使っています。入金めちゃくちゃ早い)

 

Amazonの入金サイクル(14日毎締め、6-10日後振込)

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Yahoo!ショッピングの入金サイクル(オプションあり)

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R-card plusの月額費用、データ処理料及びキャンセルは廃止

これまた意味不明と騒がれていたカード決済に対応するために支払う月額料金が廃止されました。(「廃止」って言わずに「無料」って言ったほうが箔がつくのに)

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うん、パッと見わかりやすいですよね。でも…

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これまた楽天オリジナルテーブル。。。”(-“”-)”  もうこういった楽天用にわざわざマクロとか複雑な計算式を使わせるような複雑なプライステーブルはなくならないんですかね。

 

結論

個人的にいま楽天は嫌い(周りも結構そう)ですが、やっと出店者側の利便性に着手してくれているのかなーと今は非常に期待しています。

あとはUIですね。操作性が非常に悪くて手が出しにくすぎです。出店直後なんてちんぷんかんぷん、クレーム来まくりでした。

 

woocommerceみたいな英語メインの海外サービスだって最初からクレームなしでいけたいのに、なぜこうも楽天は使いづらいのか。。。

ただ、これも最近ログイン画面がフラットデザインになって、UIも大幅変更の準備しているのかと思って期待していますけどね。(あー、はやく改善お願いします。楽天様)

 

もうね、私的にはUIさえ良ければOK。使いやすければもっと情熱持って運営しますから。

楽天スタッフがどこかでこの記事見てくれますように。

 

 

 

 

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