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在庫リスクを徹底排除!正しい2つの発注方式

在庫リスクを徹底排除!正しい2つの発注方式

 

こんにちは、貿易コンサルタント&EC戦略アドバイザーの岡田です。

今日は在庫管理において、再発注をかけるタイミングの基準となる2つの発注方式をご紹介します。

 

再発注をかけるタイミングは早ければ在庫超過になってしまい、遅ければ販売チャンスのロスに繋がります。

ベストなタイミングで再発注がかけられるよう正しい発注方式を覚えておきましょう。

 

小売業の2つの発注方式

小売業では主に2つの再発注方式があります。

  1. 定期発注点方式
  2. 定量発注点方式

 

やたら難しく聞こえますが、実際にやっていることは全然難しくありません。

 

どちらの方式が優れているということはなく、あなたのビジネス状況によってどちらがより適しているか判断する必要があります。

念のため両者それぞれの特徴とメリット・デメリットをご紹介しますので参考にしてみてください。

 

1.定期発注点方式

定期発注点方式とは「毎週1回、毎月1回など決められた発注間隔で、必要数量を計算して発注するやりかた」です。

例えば、輸入ビジネスをされている方であれば、クレジットカードを使って仕入れる人が多いと思います。

 

そして、大体のカード締日は「15日締め」「月末締め」なので、キャッシュフローの関係上カード決済から支払日までが最大日数になる「毎月16日以降」「毎月1日以降」に仕入れれば、

資金ショートする確率がもっとも低くなりますね。

この月2回の発注タイミングで発注するやり方を「定期発注点方式」と呼びます。

 

メリット・デメリット

定期発注点方式のメリットは、作業フローが明確になるということです。

「毎月1日、16日は発注日」ということさえ頭にいれておけば、作業フローがぶれる心配はなく、もしスタッフに作業を任せるにしてもスムーズに仕事を任せられるようになります。

 

逆にデメリットとしては、再発注が追いつかない可能性があることです。

「すぐに再発注しないと、在庫が0になってしまう!」といった場合にも、再発注日(1日、または16日)を待たなければならないため、在庫補充日が間に合わず販売チャンスの損失につながる可能性がでてきてしまうのです。

解決策としては、資金が圧迫されない程度に売れ筋の商品だけすぐに仕入れてしまえばOKです。

 

2.定量発注点方式

定量発注点方式とは「ある商品の在庫が決められた数量よりも少なくなった時点で発注するやり方」です。

再発注をかける在庫数は、以下の通りです。

 

例えば、ある商品を海外から仕入れて販売するまでにかかる日数が「約3週間(21日)」であれば、「その商品の過去3週間の販売実績=再発注をかける在庫数」になります。

分かりにくい・・・ですね。

 

つまり、商品Aを海外仕入れ~販売までにかかる日数が約21日なので、21日分の在庫以下になったら再発注をかけます。

21日分の在庫は、過去21日間の販売実績で分かります。

 

例えば、過去21日間の販売実績が10個であれば、在庫が10個以下になったときが再発注のタイミングということになります。

在庫を0にしないための最もベストなタイミングの算出方法が「定量発注点方式」です。

 

メリット・デメリット

定量発注点方式のメリットとしては、上述のとおり、在庫超過にも在庫不足にもならないベストなタイミングで再発注をかけられるということです。

最もローリスクで最大の収益をあげようとすれば、この方法が最もオススメですね。

 

ただし、デメリットもあって定量発注点方式は、毎日1つ1つの商品の再発注日を計算する必要があるので時間や労力がかかります。

モノを売って収益を最大化するためにはベストなやり方ですが、もしこの作業をスタッフを増やしてやらせたら、プラスで出た利益よりも人件費の方が高くなってしまう可能性もあります。

 

これは実際に試してみてどちらが費用対効果が高いか実証してみるしかありません。

 

著者が最もオススメする再発注方式

著者が最もオススメする再発注方式は、上記2つの発注方式を使い分けて発注するやり方です。

  • 通常の商品は「定期発注点方式」
  • 売れ筋の商品・高額商品は「定量発注点方式」

このように使い分けます。

 

理由としては、通常の商品は全在庫の80%を占めているため、「定期発注点方式」を利用することで全体のキャッシュ・フローを向上させるために利用します。

逆に、全在庫の20%を占める売れ筋商品に関しては、すでによく売れているという実績から売行き予測がしやすいことと、不良在庫がのこってしまう確率が極端に低いため、多少クレジットカードのサイクルを崩しても、販売チャンスの損失を避けた方がメリットがあるためです。

 

そして、上記に加えて80%を占める通常在庫のうち、高額商品を「定期発注点方式」→「定量発注点方式」に切り替えて在庫管理していきます。

私たちのような小規模ビジネスでは、わざわざ業務フローを一元化するためにどちらか一方を採用する必要はなく、これら2つの発注方式をうまく組み合わせることで、効率的な作業を進めることができるでしょう。

 

なお、Amazonセラーセントラルには上記で説明した発注方式の計算をすべて自動でやってくれる機能があるのでこちらもぜひ使ってみてください

 

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