[一問一答]どうしたらAmazon広告(スポンサープロダクト広告)を効果的に利用できるか?

『Amazon's Choice』選ばれるメリットってなに?

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質問

Amazonでは、予め指定したキーワードの検索結果に自社商品を広告掲載できる「スポンサープロダクト広告」を使い始めました。

しかし、現状キーワード選定やオートターゲティング・マニュアルターゲティング、マッチタイプ(部分一致、フレーズ一致、完全一致など)など、機能がありすぎて、どの機能をうまく使えばいいかわからず上手く運用できていません。

何かスポンサープロダク広告運用のコツがあったら教えていただきたいです。

【現在の状況】

・キーワード選定は「Googleキーワードプランナー」使用
・オートターゲティング・マニュアルターゲティング両方使用
・マッチタイプ(部分一致で主要キーワードを10個程度設定中)

今回はAmazon広告サービス「スポンサープロダクト広告」初心者の方からの質問だ!

下記でバシバシ回答していくぞ!

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回答

ご質問ありがとうございます。

Amazonスポンサープロダクト広告とは、キーワード検索した画面でページ上部・下部(または中部)に表示される広告のことを言います。

※Amazonスポンサープロダクト広告に関する概要は「Amazon出品サービス」公式ガイドラインをご確認ください。

スポンサープロダクト広告の広告商品には、下記にように 検索結果の商品画像下 に「スポンサープロダクト」と表示されます。

PC画面(広告4商品が上位掲載)
スマホ画面(広告2商品が上位表示)

スポンサープロダクト広告は非常に奥が深いため、今回は広告運営する上でもっとも重要なポイント3つに絞ってご紹介します。

POINT 1.商品ごとに広告の『目的』を決める

「広告の目的って売上を上げることじゃないの?」と思われるかもしれませんが、それでは少し抽象的です。

例えば、新規商材を発売したタイミングでは、商品レビューもない(もしくは少ない)ため、成約率が極端に低いことがあります。

その場合、まずは粗利率と同等のスポンサープロダクト広告を運用しながら、売っても売っても利益が0という状態で運用することがあります。

この場合の目的としては、まずは「商品をたくさん売る」によって、「SEO対策」や「商品レビュー獲得」を目的にしています。

AmazonのSEOは「直近の販売台数」がとりわけSEOに好影響があるため、上記のような戦略を取ることで、SEOが上昇し、オーガニック検索による注文も徐々に増えていくという好循環に期待が持てます。

※ここでは新規商品を販売する場合の、1つのケースをご紹介しましたが、戦略はたくさん考えれますので、自身の状況に合わせて目的を考える必要があります。

POINT 2.広告がどこに表示されているのかを意識する(スマホユーザー60%:PCユーザー40%)

インターネット、スマホが普及して、現在Amazonを利用する実に60%以上がスマホから商品を購入していると言われています。(Amazon公式資料より)

となれば、出品者として意識しなければならないのは、「スマホ画面で見た時に自社広告商品がどの位置に表示されているか?」です。

上記画像の例で言えば、PC画面では広告商品は4位、スマホ画面では広告商品が上位2位までしか、Amazon検索結果1ページ目の上部には表示されません。

見ているデバイスによっても、広告位置が異なるため、広告を運営するのであれば、デバイスごとの広告位置は必ずチェックしたほうが良いでしょう。

POINT 3.とにかく最初は幅広いキーワードを設定する

今回の質問者の場合、マニュアルターゲティングのキーワード設定は10個程度しかしていないようですが、これでは全然足りません。

まずは「売れるか微妙だな」と思うようなキーワード含めて、Googleキーワードプランなどのキーワードツールから大量に拾ってきて、スポンサープロダクト広告に設定してみましょう。

【ポイント】
大量にキーワードを設定すると広告費が高くならないか心配かもしれませんが、1日の予算設定が可能ですので、設定しておけば想定以上の広告費がかかることはありません。

この時「部分一致、フレーズ一致、完全一致」それぞれ設置すると良いです。

キーワードを設定して、1週間もしてくると「売れるキーワード、売れないキーワード」が明確に分かれ始めます。

売れないキーワードは「広告停止」を行い、売れるが1商品売れるための広告費が高い場合は、1クリックあたりの広告クリック単価を下げて、さらに1週間など様子を見ると良いでしょう。

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まとめ

広告運用と一概に言っても、実測数値を見てからの「最適化」が最も重要であり、「それがすべて」と言っても過言ではありません。

広告運用はもともと最適化までに時間がかかるんはもちろん、キーワード別に継続的にABテストしながら、「目的を達成」するために日々微調整が必要です。

「Amazonスポンサープロダクト広告の効果最大化は、1日にしてならず」

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