こんばんは、貿易コンサルタント&EC戦略アドバイザーの岡田です。
今日はECサイト運営におけるGoogleリスティング広告で無駄クリックを減らす『除外キーワード』の見つけ方とは?というタイトルでご紹介していきたいと思います。
ここではアドワーズ広告の基本的な知識は割愛しようと思いますが、Googleアドワーズの出稿キーワードには、マッチタイプという概念(≒設定方法)があり、
- 部分一致
- フレーズ一致
- 完全一致
- 除外キーワード
という4つのタイプがあります。
キーワードマッチタイプについては以下の動画(またはURL)を御覧ください。
そして、この4つのマッチタイプを駆使して、より少ないクリック数(≒費用)でより高い成約率を出すことが、Googleアドワーズを運用する最大の目的です。
「部分一致」キーワードから除外キーワードを追加する
※ここでは部分一致以外の説明は割愛します。
Googleアドワーズでは、デフォルトのマッチタイプは『部分一致』で運用されます。
「部分一致」では、例えば新品のローファー専門店が「ローファー 革」というキーワードを設定した時に、それに関した「ローファー 中古」「シューズ 革」といった自身のストアのターゲットとなる顧客以外へのキーワードが自動的に広告として表示されます。
ターゲットとなる見込み客以外への広告表示は成約率も低くなり、無駄な広告費がかかるので、実際にアクセスがあった流入元キーワードから不要なキーワードを『除外キーワード』として追加し、より良い広告運用に改善を加えていく必要があります。
以下では、無駄なキーワードを探し『除外キーワード』として追加する手順を開設します。
除外キーワード候補を探す手順
Googleアドワーズへアクセスし、指定のグループをクリック後、「詳細」から検索語句の「すべて」をクリックしてください。
ここには実際に部分一致キーワードで表示された広告からアクセス(クリック)があったキーワードが表示されています。
このストアはあるファッション商材を扱っているECサイトなのですが、キーワードをよく見ていくと、「七分 迷彩 ズボン・・・コーディネート」「帽子 メンズ」など取り扱う商材の見込み客にはなりにくいキーワードでも広告が出稿されていました。
広告表示に不要だと思うキーワードはチェックを入れて「除外キーワードとして追加」をクリックしてください。
これで除外キーワードに追加したキーワードが広告表示されることはなくなり無駄な広告費用もかからなくなります。
是非参考にしてみてください