こんにちは、貿易コンサルタント&EC戦略アドバイザーの岡田です。
東急ハンズ・ロフトなど某百貨店に自社製品を卸したい場合に、そもそも方法が分からなかったり、敷居が高そうという理由で、個人・零細企業ではなかなか相手にしてくれないのではないかと思う人は多いのではないでしょうか?
一般的に卸ルートを新規開拓する場合に、最も効率的なのは展示会に出店することです。
多くの企業が新規で取扱いたい商品を探して来場しますし、わざわざ各企業ごとに資料を作成して、個別に連絡を取り合う必要もないからです。
ただし、相手側からすれば展示会にある商品からしか選定することができないため、展示会に出店できないような業者からの仕入れのチャンスがないことになります。
そこで、各企業のHPにいくと「取引先募集ページ」というのを開いている場合があり、ここからいくつかのステップを踏んで取引申請をすると、卸契約を結ぶことができる可能性があります。
【卸取引先募集ページ】
取り扱う商品について
取扱申請をする商品は、中国製であればパッケージや取扱説明書など日本語にして、すぐに商品化(販売)できる状態で申請する必要があります。
これは欧米などから商品を仕入れている場合も同じです。
輸入総代理店の権利を獲得して、日本語化できるものをすべて日本語化し、メーカーの日本法人という立ち位置で商品を販売できるようにしましょう。
また、東急ハンズやロフトは生活に密着した商品を多数販売しているので、それに近いジャンルで商品を提案する必要がありますね。
陳列された商品を見ていると、斬新で面白い商品やアイディア商品が多いので、自社で卸せそうな商品があったら応募してみたらどうでしょうか?