VPNで中国―日本間の通信をストレスフリーにする方法

 

こんにちは、貿易コンサルタント&EC戦略アドバイザーの岡田です。

中国の通信規制「グレートファイアーウォール」をご存知ですか?

グレートファイアーウォールとは?

中国国内のインターネット利用者に対して、中国共産党にとって都合の悪い情報にアクセスできないようにフィルタリングする金盾のファイアーウォール機能

 

たとえば、Dropbox、GoogleDrive、Youtube、Facebookなどはすべてグレートファイアーウォールの規制対象で、中国国内からアクセスするすべての人は、これらのサイトにアクセスできないようになっています。

 

グレートファイアーウォールで起こる問題

 

中国にスタッフを在留させていたり、取引先が中国にある場合、グレートファイアーウォールの影響で以下のような問題が生じます。

  • (中国人スタッフ教育のための)仕事内容を録画してYoutubeにアップしても見ることができない
  • Dropboxで自動同期ができないので、ファイルの送受信はすべてSkypeやメールを使わないといけない
  • Googleブラウザ自体が他のブラウザよりも接続しづらく、Google拡張機能など便利なツールが使えない

 

グレートファイアーウォールの影響を受けないために

 

グレートファイアーウォールをかいくぐり、規制対象のサイトへアクセスするためにはVPNというサービスを使います。

VPNとは?
バーチャル・プライベート・ネットワークの略で、仮想的なプライベートネットワーク接続のこと

 

VPNの詳しい原理などは割愛しますが、このサービスを使うことで中国からでも規制対象のサイトへのアクセスが可能になります。

 

VPNサービス一覧

VPNサービスは、一部無料で提供されているサイトもありますが、研究データ採取のためなどに使われている場合もあり接続も不安定なことが多いので、有料サービスを使うことをおすすめします。

かsd

INTERLINK (月額:1080円~)

 

2015-09-18_052334

チョモランマVPN (月額:980円~)

 

2015-09-18_052704

月餅VPN (月額:920円~)

 

月餅VPNのオススメ参考記事:遅すぎるすぎる中国のインターネット回線を劇的に高速化する方法」

 

2015-09-18_053341

ExpressVPN (月額:$12.95~)

 

2015-09-18_053538

良之助VPN (月額:50元~) ←1000円くらい

 

2015-09-18_054022

BlueSurface (月額:1320円~)

 

VPNサービスを選ぶ時のポイント

 

私も色々なVPNサービスを使ってみましたが、どれが秀でて良いということはありませんでした。

単純にVPN導入方法がかんたん、料金的にメリットがあるということで選んで良いと思います。

 

あと、最初はアクセスできていたのに徐々に「接続が遅くなる」「接続できない」ようになることが結構あるので、その時にサービス運営者の対応が速いかどうかも随時みておくことをオススメします。

 

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

  1. 1出荷あたり450円の納品代行業者「EC-REVO」

  2. 誰でも関税が6%~12.7%安くなる「 関税割当制度」をまとめてみた

  3. 楽天GOLDの使い方①「FFFTPに接続する」

  4. 輸入通関における関税、消費税の計算方法

  5. 【メール便比較一覧表】料金、追跡、日数が一目で分かる!

  6. google XML sitemapsの設定方法

    WordPressで一瞬でサイトマップを作るプラグイン「Google XML Sitemaps」の使い方