検索エンジンから運営しているサイトに正しく認識してもらうためには、サイト構造を分かりやすく表記したサイトマップが必要になります。しかし、サイト運営上いちいちページ更新ごとにサイトマップも更新していては、本当に必要なコンテンツ作成に時間が取れなくなります。
そこで、今回はWordpressにおいて一瞬でサイトマップを作成できるプラグイン「Google XML Sitemaps」をご紹介します。
WordPressでサイトマップを作るプラグイン「Google XML Sitemaps」
Google XML Sitemapsで出来ることは以下の通り。
- インストールするだけで簡単にサイトマップURLを生成
- 記事公開・更新ごとにサイトマップを自動生成
- 検索エンジンに重要度の高いページを知らせることができる
他にも「PS Auto Sitemaps」と言うプラグインもあるが、筆者はそのシンプルかつ分かりやすい操作性とサイトマップでは老舗プラグインということで今も使っています。
「Google XML Sitemaps」の設定方法
「Google XML Sitemaps」プラグインのダウンロード方法&有効化手順については以下の記事を参考にしてください。Wordpressのプラグインなら、すべて以下の手順でインストール&有効化することができます。
https://san6go.com/?p=7830
WordPress管理画面「設定」→「XML-Sitemap」をクリックすると、以下の7項目の設定が可能です。
- 基本的な設定
- 追加ページの設定
- 投稿の優先順位
- Sitemap コンテンツ
- 含めない項目
- 更新頻度の設定 (changefreq)
- 優先順位の設定 (priority)
順に説明していきましょう。
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Google XML Sitemapsで生成されたサイトマップURL
Google XML sitemapsを開くと、画面上部に「運営ドメイン+sitemap.xml」でサイトマップURLが生成されます。このURLをクリックすると、実際にサイトマップとして生成されたページを確認することができます。
このURLがサーチコンソールでサイトマップに追加するURLになります。
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基本的な設定
最初の2点「Googleにブログの更新を通知」「Bingにブログの更新を通知」にチェックを入れると、新しいブログが公開されたり更新されたりするとGoogleやBingに情報が送信されてインデックスが早くなります。
「サイトマップのURLを仮想robot.txtファイルに追加」にチェックを入れると、サイトマップを検索エンジンに伝えることでクローラーが正確にページを回遊できるようになります。
その他の設定は基本的にはデフォルトのままでOKです。
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追加ページの設定
ここではサイトマップに手動でURLページを追加することができます。
基本的にはサブドメインを運営しているような場合ない限りは必要ないかもしれませんが、必要な場合は「新しいページの追加」から簡単にサイトマップにページを追加することができます。
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投稿の優先順位
ここでは公開、更新したページの重要度を任意に決めて、検索エンジンに伝えることができます。
デフォルトは「コメント数」になっているが、ここでは「優先順位を自動的に計算しない」を選択してください。
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投稿の優先順位
以下の5つの項目にチェックをいれてください。
- ホームページ
- 投稿(個別記事)を含める
- 固定ページを含める
- カテゴリページを含める
- 最終更新時刻を含める
固定ページに関しては、コンテンツとして重要なページを固定ページで作成している場合にはチェックを入れてください。
「サイトマップにはより多くのページを含めたほうが良いのでは?」と思うかもしれませんが、検索エンジンから不要なページへのクロールを回避することは、、結果的にSEO最適化に繋がります。
含めない項目
「含めない項目」では、カテゴリや個別記事ページ毎にサイトマップに含めないカテゴリやページを設定することができる。
更新頻度の設定
ここでは検索エンジンへ更新頻度を伝えることで、クロールして欲しい頻度を設定することができる。この数値はあくまでクローラー回遊の目安であり、必ずしもその通りの頻度でクロールされるわけでないので注意が必要です。
オススメの設定は以下の通り。
- ホームページ:毎日
- 投稿 (個別記事):毎日 *記事更新が多くなければ「毎週」でもOK
- 固定ページ:毎月
- カテゴリー別:毎週
- 古いアーカイブ:毎年
上記以外は「更新なし」でもOKです。あくまでクロールの目安なので、都度必要があればサーチコンソールからFetch as Googleを利用してクローラー依頼をすれば問題ありません。
優先順位の設定
ここではカテゴリ、投稿ページごとに重要度を設定できる。これも検索エンジンがクロールするためのヒントになるので、運営するサイトによって重要度を設定してください。
設定は0.1~1.0まで入力でき、0.1が最も重要でない、1.0が最も重要として設定されます。
Google XML sitemapsまとめ
Google XML sitemapsはサイトマップを生成する上で、簡単かつシンプルな操作を持つ優れたプラグインです。
ただし、先述の通りサイトマップを検索エンジンに正確に認識してもらうためには、Google XML sitemapsでサイトマップを生成しただけでなく、必ずサーチコンソールでサイトマップ登録をしておきましょう。
サイト構造上、記事内に内部リンクなどが少ないサイトなどは、クローラーも回遊しづらくインデックスまでに時間がかかったり、的確にページ評価ができない場合があります。
WordPressでサイトを運営する目的は、アクセスUPによるお問い合わせや販売成約のアップであり、価値あるコンテンツを作成することはその手段なので、本質を見失わないようにしましょう。