こんにちは、岡田です。
今日は 『「カゴ落ち」を防ぎ成功する6つのネットショップ戦略とは?』というタイトルで、
ネットショップにおける転換率(=成約率)を上げる方法についてお伝えしていきます。
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「カゴ落ち」とは?
=カゴ落ちとは、顧客がカートに商品を入れても注文を確定しないこと
ビジネスを行っていると、よく「集客さえできれば、結果がでる」というような言われ方をしますが、
いくら集客ができても、それが成約に繋がらなければ売上は上がりません。
もちろん集客はビジネスをする上で「入口」となる最も重要な項目ですが、
それと同じくらい成約率というのを非常に重要な指数なので、一刻も早く対応していく必要があります。
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売上=注文数(訪問数✕転換率)✕客単価
パターン1:2件(100人✕0.02)✕5000円=10000円
パターン2:4件(100人✕0.04)✕5000円=10000円
→転換率をたった0.02%上げる(=カゴ落ち率を低くする)だけで、売上が2倍に
では、成功しているネットショップが行っているカゴ落ちを防ぐ方法には、いったいどんな戦略があるのでしょうか?
1.決済方法の拡張
Amazonや楽天などの大手ECサイトでは、最初から決済方法が充実しており、
顧客も決済方法を考えることなくショッピングができます。
しかし、ネットショップの中には、その規模感も様々で、比較的小さい規模のネットショップでは、
キャッシュ・フローなどの問題で代引き決済を導入しなかったり、銀行振込でも一部の銀行しか指定できない場合があります。
データ分析ではなかなかこういった数字は見えにくいかもしれませんが、
「本当は買ってもらえるはずだったのに、決済方法が少ないせいで成約しなかった」
ということが必ずあるはずなので、決済方法はできる限り片っ端から導入するようにしましょう。
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ポイント
最近ではpaypalなどの海外で有名な決済方法などを導入しているネットショップもありますね。
paypalを導入することで、海外からのお客様に対して商品を販売できるので、
ターゲットを海外まで広げることを考えているのであれば、ぜひとも導入しておくと良いでしょう。
2.分かりやすい送料表示
送料の表示は明確に!
送料に関するリンクを、顧客から見てストレスフリーでアクセスできるところに設置します。
また、送料キャンペーン(「10000円以上で送料無料」等)があるのであれば、
バナーをトップ画面のヘッダーに掲載し、
・送料に関する情報の発信
・同時注文してもらうための販促
の2つの機能を持たせると良いでしょう。
3.商品が届くまでの期間
ネットショップの中には、出荷まで1~2日で発送するショップもあれば、
無在庫販売ショップという理由で、商品お届けまでに5日~3週間くらいのかかるショップも存在します。
やはりECサイトは、Amazonの即日配達サービスや、楽天の明日楽サービスなどのイメージが強いので、
商品お届けまでの期間を明記しておかないと、
商品を仕入れてから、注文キャンセルのメッセージが届く確率が高くなってしまうので注意しましょう。
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ポイント
「海外限定」「日本未発売」等の商品は、あえて常に無在庫商品として販売することによって、
顧客が「これは海外でしか手に入らないんだ(日本ではそう簡単に手に入らないんだ)」と思ってくれます。
在庫を持って販売すると、逆に「なんだ、日本でも簡単に手に入るのか」と商品に対する付加価値をなくしてしまうので、
そういった商品を扱っている出品者の方は顧客心理とのバランスを考えながら商品を販売するようにしましょう。
4.販売者情報の記載
信頼できるECサイトが多くなったとはいえ、まだまだ詐欺ショップというのも多く、
「注文したのに、商品が届かない」「偽物が届いた」などの話はよく聞きます。
ただし、スマホなどITの成長が一般市民に浸透するにつれて、EC市場全体でも情報リテラシーが高まり、
偽物を扱うショップなどの選定は比較的容易にできるようになってきています。
となれば、出品者が行うべきはただ1つ。
しっかりと販売者情報を明記し、もしあれば販売者情報に信頼性を持たせる会社住所などを記載しておきましょう。
5.注文者情報の入力項目を減らす
商品購入前の「注文者情報の 入力」もカゴ落ち率を高めてしまう1つの原因です。
せっかく「よし、商品を購入するぞ!」と決済ボタンを押してくれたのに、
・メールマガジンの案内
・アンケートの実施
・マイサイトへのログイン案内
など、購入前から案内されれば、決済までに面倒な作業が増えて、
「あとでやろ!」と言ってそのまま注文されずに終わってしまう可能性があります。
顧客リストを囲いたい気持ちは分かりますが、
まずは注文をしてもらうことが最優先で、その後にリピーター獲得のための戦略を練っていくべきですね。
6.サイトの表示速度が遅い
これはあまり気にしている出品者は少ないかもしれませんが、
サイト内コンテンツのデータ量が重いなどという理由で、次の画面に行くまでの表示速度が 遅い場合、
それは快適なショッピングを阻害していることになり、サイトからの離脱率が高まります。
世界最大のECサイトAmazon.com では、
「ページの読み込み時間が、たった1秒増えるだけで、注文の成約率が7%減少する」という統計も出ています。
ネットショップ構築サービスではなく、wordpressなど自身でサイト内部の対策をしていないと、
なかなか表示速度などを改善していくことは難しいかもしれませんが、
適切な画像サイズなどを意識してデータ通信量を少しでも減らす努力はするべきです。
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ポイント
最近はスマホなど小型端末の購入も多いので、スマホでも快適にショッピングできるだけの、
サイトを構築していく必要がありますね。
いかがでしたか?
これらがネットショップを運営していく上で、最優先で必要になってくる内部対策になります。
1つでも改善の余地がある項目があれば、それを対処することで売上はかんたんにアップするはずです。
ぜひ取り入れてみてください。